日韓協議合意…日本は調査しない、韓国は地名提案せず


ほっと一息というところでしょうか。これ以上強硬姿勢でいてもいまいち益はなさそうでしたし、日本側も主張すべきところは主張していたと思います。各新聞社説を読んでみても「とりあえず落ち着いた」的な雰囲気がありますね。産経新聞あたり「調査撤回とは生ぬるい!」なんて書きそうにも思えましたが(偏見)、そもそも社説の題材にもなってませんでした。ともあれ両国協議担当者の方、お疲れ様でした。遠からず再燃するのではありましょうが。


韓国の新聞サイト(*1)を見ると、今回の問題の取り上げられ方が日本のそれよりずっと大きいことがよく分かります。「反日的だから」とよく評されますが、印象的には「反」というよりはむしろ「警戒」とか「脅え」の方が近いような気もしますね。どうしても実態以上に日本の行動に神経質になってしまってるみたいな。「KBO、日本式の野球用語を大幅に改正へ」という記事(*2)を見ても、韓国の苦心というか、何か背負っているものが伝わってくるようです。今の状態が健全とも思いませんが、日本人が軽々しく揶揄するものではないようにも思ったりいたしました。



(*1)他国語に翻訳した記事を無料で読ませてくれるというのは、宣伝の意味があると言え、なかなかの読者サービスだと思います。


(*2)「平均自責」は良いかもしれない。長いですが。