「魔法少女リリカルなのは」

魔法少女リリカルなのは (メガミ文庫)

魔法少女リリカルなのは (メガミ文庫)

魔法少女リリカルなのはA’sも絶賛放映中な昨今(本当に評判良いですよね。前作はまだ「地味ながら良作」くらいの雰囲気でしたが)、僕のなのは熱も高まるばかり。1話2話を繰り返し見るのみならず、小説版を買って来てしまいました。
読了して一言。「なのはファンなら買い!」です。正直、小説としての文章はそんなに上手くないと思います(都築真紀さん、小説形態はあまり経験無いのかな……)。しかししかし、そんなことはすぐに気にならなくなるほど、作中には間違いようの無い「なのはワールド」が広がっていました。アニメでは語られなかったキャラクター達の思い、事件の背景。文章だけに情報量は格段です。プレシアもかわいそうな人だったんですねえ……。だからと言って許せるものでもないけど。
クライマックスは、アニメ版とは一味違ったなのはとフェイトのラストバトル。燃えます。まさに熱血友情魔法バトルものの真骨頂。前作11話Aパートを何度も見た方には必見といえましょう。


意外と書店で見当たらなかったのは売れ行きが良いためか、冊数が少なかったからか。前者であると良いなと思っちゃいますね。