靖国「参拝」で司会降板 韓国歌手、反発広がり

その趙英男さんの出した本というのをこの前読んだばかりなので、何か同情してしまいます。はっきり言って過剰反応ですよね、こういうのは。おそらく韓国の人にとって「靖国神社」という単語はそれだけで恐怖と怒りを喚起させるイメージになってしまっているのでしょう。恐れの気持ちというのは実態を離れて観念で増幅しやすいもので、弱ったことです。まあ、かくいう僕も実際の靖国神社に行ったことは無かったりするのですけど。
ただ、趙さんは韓国人の受け取り方以前の問題として、発言の真意が捻じ曲げられたと主張していますね。インタビュー元が産経新聞ということを考えると十分ありそうかなというのが率直な感想。産経だからどうというより、自分の都合の良いように発言をとるのが各マスコミの通弊と言えましょうからね……。