宇宙の夢とコスト

「そんなとこに大金をかけるより、もっとお金を使うところがある」というような意見もきっと正しいのでしょうが、昨日のH2A打ち上げなどを見ていると、やっぱり宇宙開発は続けて欲しいと思いますね。防衛の必要上とか技術進歩のためとかいうレベルではなくて、そもそも人類には多少無駄っぽく夢を追う部分が必要なんじゃないかと思いますので。まあ生活に切羽つまるようになったらとてもそんなことは言っていられなくなるかもしれませんが……。
そういえばプラネテスでもありました。ハチマキに対して記者がフォン・ブラウン号計画の莫大なコストを問いただすという場面。ハチマキのことだからまなじりを決して反論するかと思いきや、ただ無言で立ち去るだけという描写が印象的だったものです。それほど、「簡単には割り切れない問題」という意味合いだったのでしょうかね……。