日本のオタク市場は2900億円

http://www.nri.co.jp/news/2004/040824.html
ヤフーのトピックスに載っていたのでかなりの方がご覧になったことでしょうが(ポータルサイトの影響力ってすごいなあ……)、ついつい触れたくなってしまうニュースではあります。野村総合研究所、一体何を狙いに調査したんでしょうか?(笑) レポートは単に「消費者」だけでくくるのではなく、色々と細かい定義でより「オタク的」に迫っているのが面白いです。ゲームマニアの説明で「13〜24歳の若年層と30代に分布」とかさりげない説明を見ますと、「じゃあ25〜29歳はどうなんだ?」とか思ってしまいますし、「アニメDVD市場の約13%が、アニメマニア層による」というのは「あれ、それだけ?」という印象を受けてしまいますね。ということは87%の人はアニメマニア以外のDVD購入者なのでしょうか? 推定人口20万人という数字からみても、マニア認定は結構厳しいのかもしれません。
まあオタク市場というのは結局趣味なので、2900億円とか経済的に換算されてしまうのも野暮という感じですし、第一この数字がどの程度のものなのか良く分かりませんが、こういう視点からの分析というのも新鮮でした。