CLANNAD感想 その5

キャラクター名をフルネームで書かないとキーワードにかからないことに気づいた今日この頃。

春原陽平芽衣シナリオ

 春原陽平。実はこのゲームの評価に一番貢献しているキャラかもしれません。人柄的には色々問題あるわけですが、それをひっくり返して余りあるボケ具合が最高です。特に智代シナリオや勝平シナリオにおける暴走ぶりは強く印象に残るところでした。反面、本人のシナリオはそれほどピンと来るところがなかったです。このあたりは杏に通じる部分もあるかもしれません。陽平と、同時に芽衣のシナリオでもあったわけですが、感想としては「芽衣ちゃんが可愛い」および「ラストの笑顔が良い」くらいに尽きてしまいます。どうもサッカー部復帰云々のエピソードがうまく出来てない気がしますね。兄思いなのは分かりますが、本人の意思のない無理やりの復帰希望というのにどれだけ意味があるのか……。露骨に悪役にされすぎたサッカー部員がむしろ可哀想でした。あの描写はCLANNAD世界の雰囲気にもマッチしないように感じるのですが……。むしろ朋也と芽衣と陽平の三角関係(?)だけのお話で進めても良かったかもしれない、などと後づけですが思ってしまいます。ただ、繰り返しになりますが、ラストの笑顔は良かったですね。あと芽衣ちゃんもあの年であれだけしっかりしているのが素晴らしいです。そうそう、野球編における活躍もすごすぎるものがありました。本気で春原家の運動神経はすごいのかもですね。