あの夏で待ってる 第1話「困ります、先輩。」

長野県らしい地方都市が舞台の青春ラブコメ。スタッフ的にもタイトル的にも割と期待の一作です。略称は「なつまち」の模様……って、「ち」はどこにも入っていない気がしますが……。まあ良いか。


主人公の霧島海人は、夜にカメラテストをしていたところ、謎の発光現象に遭遇してしまいます。そんな折にやってきた転校生の先輩、貴月イチカらを加え、仲間内で映画を撮影することになる、と。


海人はカメラを抱えているので、映画部か何かに所属しているのかと思ったら、そういう訳でもないようで。両親こそいないものの、家族(姉)にも友人にも恵まれて、平和な学園生活を送っている感じですね。


ヒロインのイチカ眼鏡っ娘、しかも先輩。メインヒロインとしてはなかなかにレアな属性です。でもまあ、脚本とキャラ原案がおねてぃの人なので納得と言えば納得かも……。しかしその実は宇宙人とかそんな感じっぽいですね。海人の妄想かと思わされた会話が現実だったというシーンは面白かったです。まずは順調な出だしで、今後の展開に期待ですね。


それにしても、黒田洋介さんのシナリオも、プリティサミーとか天地無用!の2期あたりから見てきているわけで、ずいぶん付き合いが長くなったなあと思ってしまったり。サミーやトライガンの頃が一番勢いがあった気がしないでもないですが、今作は黒田さんの好きそうなジャンルですし、筆が冴えるんじゃないですかね。

ラストエグザイル-銀翼のファム- 第12話「Block」

総集編とかお正月とか回想とか入って、意外と話が進んでないですねえ。まだ12話。ようやく折り返し地点となりました。


ファム達がなんでグラキエスに落っこちたのかも記憶が怪しくなってしまいましたが、連邦に追われて不時着してしまったんでしたっけ? グラキエスのディアンに助けられて、今回は一時の休息エピソードとなりました。良い話なんですが、グラキエス語の字幕とミリアの通訳が必要で、ちょっと見るのに疲れちゃいましたよ。


しかし、日常会話だけならまだしも、ヴァンシップの部品まで解説できるとは、ミリア様さすがの語学能力です。