屍鬼 第6話「第髏苦話」

もうサブタイには突っ込まないことにしましょう。さらに緊迫感高まる第6話です。ストーリーの進展はさほどでもないのですが、引き込まれますね。原作の力もさることながら、アニメとしての出来もなかなか。今回冒頭の巻き戻し等、奇をてらい過ぎない程度に面白い演出を入れてきてます。


次々増えていく患者を救うことが出来ず、いらだつ尾崎。せっかく調べた静信に対しても当たり散らますが、それでも静信は怒るでもなく、尾崎の身を案じる。この辺に二人の友情の深さを感じたりもしました。


とはいえ光明は見えず。とうとうパートの人まで辞めてしまいました。「突然の辞職」ということで「すわこの人もか」と思わせましたが、どうやら感染ではなくただの(という言い方も変ですが)辞職だったようで。まあ、感染源も分からずに死の病に近づいているわけですから、怖いのは当たり前ですよね。むしろ尾崎&看護師さんたちの度胸の方がすごすぎです。


そして先月噛まれた正雄もあっさりと死亡。葬式どころか家族の嘆きのワンシーンすら無かったのはさすがに不憫かも。


さてしかし、ここまで来ると、さすがに多くの人が異変に気づいてもおかしくないのでは、という気もしてきます。医者とお寺ばかりが目立ってますが、この村の村長さんとかはどうしてるんですかね?