宇宙をかける少女 第5話「鋼鉄の乙女」

「自分には何もない」と自信過小な秋葉でした。


レオパルドが元の姿を取り戻した時にどうなるのか、はたまた裏でうごめいているっぽい策謀はなんなのか。ストーリーの表面がそういった事象であるとするなら、裏面は秋葉の自分探しになりそうですね。獅子堂という名家の中で、姉や妹はそれぞれすごいのに、自分だけが平凡で、やりたいことを見つけられないという迷いと焦り。


しかし、連れ出されてICPと戦闘になった途端に張り切り、「やっつけるんだよね、あの人たち♪」と急に目が輝いた秋葉でした。ここで実感。


「血は争えない」


本人の自覚はともかく、秋葉も十分に獅子堂家の血筋ですよ。


さて、その獅子堂姉妹もようやく5人見えてきました。当初の印象ほど仲が悪いわけではなさそうですね。ツンツンしているのはナミだけですかあ。そういえば冒頭の結婚話はまだ生きているんでしょうか? 生徒会長あたり怪しいですが……。


なお、今回の名セリフは「あの〜、話を戻して良いでしょうか」。秋葉の自分語りを(意図せずに)ばっさりぶったぎるいつきはさすがでした。