疾風怒濤の12連勝

西武26年ぶり12連勝!雄星8回1失点、左腕最速158キロも出た(スポニチ)


昨日、難敵則本を攻略。さらに岸が出てこず安楽になった時点である程度この結果は期待していましたが、それでも何が起こるのかわからないのが野球。雄星が変にプレッシャーを感じて乱れてしまったらどうしようかという一抹の不安はありました。


しかし、そんな心配も杞憂。雄星はまさにエースらしい快刀乱麻のピッチングで楽天打線をねじ伏せ、8回11奪三振の1失点。自己最速にしてNPB左腕最速記録となる158キロまでマークしました。今年の西武ドームは球速表示が甘めとは言え、素晴らしい速球です。ちなみに、これまでも一応「最速左腕」とは言われていましたが、ソフトバンクの川原がウエスタンで158キロを出していたので、「一軍では」という面倒な枕詞がついていたんですよね。晴れてその説明も不要になりそうです(といっても、まだ「タイ記録」ではありますが)。なお、川原は故障と制球難に苦しんでいるようで……。ライバル球団とはいえ、せっかく好素材なので頑張ってもらいたいところではあります。


今日の平均球速は151.4キロ。空振り率は9.4%でした。もうこのくらいの数字が当たり前になってきているのがすごい。球速的には、やはり8回にはちょっと疲れが出ていましたかねえ。こんな雄星を8年間待っていました。今年は嬉しい(ソフトバンク戦は除く)。


さて、4球団連続3タテで12連勝。26年ぶりだそうで、さすがに前回のは覚えていませんが、これだけ勝つと希望が見えてきます。しかし、それもこれもソフトバンク戦に勝ってこそ。まずは明日です。もし野上-千賀だと最初から負け覚悟でしたが、寺原ならいけるかもしれない。面白くなってきました。