新アニメいくつか

本当は「二人の白皇」の方に時間をさきたいのですが、律儀に新アニメもちょっとチェックしております。


ガヴリールドロップアウト
う〜ん、いかにも動画工房という感じの作品ですな。優等生天使だったのにあっという間に堕落してしまったガブリール。そのギャップが面白いと言えば面白いのですが、僕は優等生だった彼女のほうが好きだなあ。今後優等生モードをかけらでも見せてくれれば良いのですが。悪魔のはずのヴィーネも人が良いし、一体天使とは悪魔とは何なのか……などと細かいことを考える作品ではないのでしょうね、多分。気楽に見る分には楽しそうですが、反面、特別に見たいというほどのものでもないかなあ。



チェインクロニクル ヘクセイタスの閃
原作未プレイですが、なんといきなりラストバトル風。そしてたくさんのキャラクターが繰り広げるアクションがすごい。所詮スマホゲーム原作だしと侮っていましたが、この気合の入りようには驚かされました。説明はさっぱりありませんが、とにかく世界の危機に仲間たちが集い、黒の王に総攻撃をかけたと。定石ならここで主人公たちが勝利するのですが、まさかの敗退。肩を落として帰路についた彼らが再起する物語ということになりましょうかね。これは予想外に期待できそうなクオリティ。「初見者置いてきぼり」なんて評もありますが、そこを想像するのがまた楽しいかと。



鬼平犯科帳
あの「鬼平犯科帳」がまさかのアニメ化。と言ったところで、僕は鬼平全然知らないんですけどね。僕のようなものにも鬼平に触れさせたという一点だけでも、本作は役割を果たしたのかもしれません。内容はシリアスで本格的な時代劇。たしかにこういうアニメは珍しいかも。それにしても、真の盗賊三箇条を唱えていた親分の変節ぶりは悲しいことでした。人は本当にあれほど変わってしまうものなのでしょうか。良い方に変わるのならともかく、堕落していないか。自分も注意しなければならぬと思わされましたよ。