「Walkure Attack!」

買いましたよ。マクロスデルタは良作とはいえ、特別に素晴らしいとまでは思わないんですが、それでもさすがに歌の力は一級品。ワルキューレの歌声をフルで堪能できる一品です。カバーイラストがバレーボールなのは「アタック」にかけているんでしょうか。ここのセンスだけはちと謎ですが、そこはそれ。


OP曲の「一度だけの恋なら」は元より、アップテンポにのせられる「いけないボーダーライン」、メッサー中尉の激闘と別れがしのばれる「AXIA 〜ダイスキでダイキライ」、宇宙戦での使用が印象的な「Walkure Attack!」や「僕らの戦場」等々、どれをとっても良いですね。アニメで先んじて聴いていることで、(それほど覚えていなかったとしても)親しみやすいです。満足度大。


……ではあるのですが、実は、特典でダウンロード権がついてきた「GIRAFFE BLUES」のハイレゾ版を聴いてみて、「しまった、全部ハイレゾで購入するんだった」と、ちょっと後悔したりもしてます。正直「歌を買うならCD」という旧来的固定観念にはまり、ハイレゾ版の存在など眼中になかったのですが、聴いてみるとこれがすごく良い。僕はそもそも「ハイレゾとCD音質の聞き分け」について懐疑的だったのですが、本曲に関しては「違う」と認めざるを得ません。それが純粋にハイレゾ効果によるものなのか、何らかのマスタリングの違いによるものなのかまでは分かりませんが、ハイレゾ版の音は深みと広がりが一段と感じられます。


まあ、いまさらハイレゾ版を購入するとまた3,000円以上かかってしまうのでさすがにやめておきますが、今後音楽を買うときはまずハイレゾ音源で発売がないかチェックすることにしようと決意したのでありました。もしかしたら、この経験が最初に生かされるのは、ワルキューレのセカンドアルバムかもしれないなあ。