驚愕のBrexit

驚きの結果でした。接戦でも最後は残留だとばかり思い込んでいたので。おかげで株は暴落で大損です。まあ、これは自分の責任でもありますが、離脱投票したイギリス人に文句の一つも言いたくなっちゃいますね。


BBCニュースが「【英国民投票】 離脱派が勝った8つの理由」ということで色々と分析していますが、要は人々のEUへの不満が予想以上に溜まっていたということ。それをロンドンにいる「特権階級」の政治家やマスコミが掴みきれなかったということですかねえ。


考えさせられるのは、「もし自分がイギリス人だったらどう投票しただろうか」というものです。色々読んでいくと、離脱派の言い分も単純に移民嫌いとかそういう話ではなく、むしろ国の主権とか誇りに関する感情だったのかなと理解できます。意地と怒りを示した、ってことなんでしょう。


……ただ、こういう「怒り」によって物事を動かしてしまうと、結果はあまり良いことにならないんじゃないかと言う気はしますね。特に、理屈では経済的に損と言われているだけに。離脱派の人たちですら一時的な経済の低迷は覚悟済みということらしいですが、果たしてそれが覚悟の範囲内ですむのか。


で、やっぱり僕だったら残留に投票かな。株価下がりますし。いや、もちろんイギリスに住んでいないとわからない話なんでしょうけど。