株な日々 下がる日経、そしてそーせい3Q

・日経平均株価 終値で1万6000円割れ(NHK)


いやあ、止まりませんね。それなりの壁かと思われた1万6000円をあっさりと割り、ひさびさの1万5000円台こんにちはです。日銀のマイナス金利導入で「よし、これで潮目が変わるぞ」とばかりに日経レバを買い込んだ僕でしたが、大外れでした。もっとも、その後すぐに日経レバはあきらめて、ダブルインバースに舞い戻ったので、傷口は広がりませんでしたが。


……う〜ん、この調子だとやっぱり1万4000円台までいくかな。明日のFRB・イエレン議長のコメントが注目されていますが、


利上げ継続   → 当然のように下げ
はっきりしない → 先行き不透明で下げ
利下げに転じる → 景気懸念で下げ


みたいに、どんな理屈をつけても下げるんじゃないかと思わせる地合です。


僕の方は、1月下旬からなんとかプラス圏を守ってきましたが、さすがに陥落寸前。日経平均が17%以上下げる中、プラスなら頑張ってる方じゃないかと自分を慰めたくもあるのですが、そうは言ってもあまり嬉しくはありません。ここで食い止めなければ。



と、いうあたりまでを前置きにして、さて、そーせい(4565)です。僕の運用資産の半分近くを占める主力中の主力。今日は3Q決算の発表日でした。


てことで、じゃん。


そーせいグループ、4-12月期(3Q累計)税引き前が7.2倍増益で着地・10-12月期も12倍増益


7.2倍増益とか12倍増益とか派手な言葉が踊っており、ネットでは「超絶決算」なんてコメントも見られましたが、正直、ホルダーにとってはそれほど驚く決算ではありません。まあ予想の範囲内です(もちろん、全然悪くはないのですが)。なので、これだけだとちょっとインパクト薄かったかもしれません。しかし、今日はもう一つ、とっておきのIRがありました。


子会社Heptares社、ファーストインクラスの選択的ムスカリンM1受容体作動薬HTL9936が後期第I相臨床試験を良好な結果で終了(PDF)


そーせいの次期主力製品として期待されるM1ことHTL9936が第1相試験をクリア! これはビッグニュースです。ある程度そーせいを知る人にとっては、むしろ決算よりもこっちのほうが評価高いんじゃないでしょうか。まあ、実際に発売されるまでにはまだ第2相と第3相をクリアして承認をもらわなければならないので、先は長いのですが、それでもこれは大きな一歩です。もともと、「致命的な悪材料がでなければ5年はホールド、なんなら10年でも」と惚れ込んでいる銘柄ですが、さらに信者度合いが深まっちゃいました。


今のところPTSでは20%ほどの上昇。長期目線とはいえ、どうやら金曜日は上がってくれそうで一安心です。