やっぱりワインは投資するものではない

内藤忍さんイチオシのワインファンド「ヴァンネット」、自転車操業がバレてピンチ(市況かぶ全力2階建)


う〜ん、これはこれは……。なんというか、典型的で自転車操業でひどいとしか。新しい客のお金を古い客の配当に回す。このベタベタな手法には逆に感心すらしてしまいます。


で、投資評論家(という肩書で良いのかわかりませんが)としても知られる内藤忍さんがこのワインファンドの宣伝に一役買っていたと。内藤さんについて、僕は詳しくはないのですが、時おりインデックスファンドの記事で名前を見かけていましたし、言っている内容はまともな印象がありましたので、氏がそんな怪しげなものを勧めていたということに驚きました。本人のサイトを見るとワイン好きなのは間違い無さそうなのですが、果たしてどこまで承知してこのワインファンドを宣伝していたのでしょうか……。どうもしばらく前からこうした投資法の紹介に力を入れるようになっていたそうで、いささか幻滅というか、残念な思いです。いやま、本当に儲かるのならばワイン投資も必ずしも間違いとはいえないんでしょうが。


いずれにしましても、僕としては「ワインは投資するものではない。飲んで楽しむものである」という当たり前の基本をあらためて痛感するところではありました。