魔法少女リリカルなのはViVid 第5話「サプライズ・アタック」

今回は大雑把には「温泉回」ということになるんでしょうが、個人的には温泉よりも、前半のアインハルト記憶関連のシリアス部分のほうが好きです。過去の、自分じゃない自分の記憶を持っているのって、どんな気分なんだろうかと思いますね。そしてまた、ヴィヴィオも、自分が聖王オリヴィエのクローンであることは自覚しているわけですから、記憶のない「オリジナル」の話を聞くときの感情やいかに。この2人の距離感のロマンチックさがViVidの核だと勝手に思うところでありますよ。


模擬戦では久々になのはさんたちの勇姿が! ただ、周囲の人がみんな飛び抜けて優秀で強いというのはいささか設定的に白ける要素なのは否めないというか、どうしても嘘っぽく感じられちゃう面も。まあ、良くも悪くも都筑さんらしい、優しさと生ぬるさが混じったような光景を味あわせてくれる、そんな本作です。


次回は本格的な模擬戦ということで、バトル分が楽しみ。