アイドルマスター シンデレラガールズ 第8話「I want you to know my hidden heart.」

ちょっと遅くなりましたがデレマス8話。前回は諸般の事情か万策尽きてしまったのか謎の特別番組になってしまいましたが、一週休んですっかり元気を取り戻した(?)未央の様子に安心しました。


さて、今回はランランこと神崎蘭子のエピソード。実は僕の彼女に対する第一印象は、「いかにもゲーム的な娘だな」だったりしました。あんなゴシックファッションとか、独特なしゃべり方とか、現実にはまずありえないじゃないですか。だから、キャラ付けが露骨だという感覚が先に出たんですよね。


しかしながら、今回のエピソードはそんな先入観さえ想定内と言わんばかりに、蘭子の魅力的な姿を描写していきました。なるほど、表面上は不思議な娘です。なんだか無理矢理におどろおどろしい言葉を使って、コミュニケーションの成立すら怪しそうに見えます。でも、その端々に素顔の彼女の純粋な姿が見えてくるんですよね。周囲の人がみんな彼女のことを好ましく思っている(少なくとも嫌ってはいないでしょう)というのもよく分かります。


プロデューサーは翻訳ノートまで用意して頑張ってましたし、おかげで「煩わしい太陽ね」=「こんにちは」ということも分かったのですが、もっと大事なのはそこではなく、蘭子という一人の少女に正面から向き合うことだったと。結果として生まれた曲「-LEGNE- 仇なす剣 光の旋律」は、彼女のイメージにピッタリの名曲でした。ああ、これは人気出るのも納得。うまく手のひらの上で転がされたような、そんな楽しいエピソードでしたね。


それにしても、蘭子を見てるとアイカツのユリカ様を連想しますよ。ユリカは吸血鬼なので、ホラー苦手な蘭子には鬼門なのかな?