アイドルマスター シンデレラガールズ 第1話「Who is in the pumpkin carriage?」

こちらも期待作。A-1 Picturesアイマスなら間違いないだろうという信頼感。高雄統子さんはこれまでも演出等で名前を見てましたけど、初監督のようですね。実績は十分(だと思う)な方ですし、楽しみです。


で、今回の主役は島村卯月17歳。アイドルを目指してレッスン奮闘中の彼女のもとに、デビューを伝える、目付きの悪いプロデューサーがやってくるところからお話が始まるのでした。まずこの卯月の表情と動きが良い。これだけで彼女の魅力が伝わるという元気さ、明るさがあります。これだけで今作の成功を7割くらいは確信できますよ。


ただ、卯月だけではまだデビューはかなわず、残り2人が必要。そこで出てくる2人目が、花屋の娘の渋谷凛。いったいプロデューサーがどういう経緯で彼女に目をつけたのかイマイチわかりませんが、なんやかやで彼女も参加することになるのでした、と。


……う〜ん、上で「成功を7割確信」と書きましたが、残り3割の不安はこのプロデューサーですね。オーディションを受けていた卯月はともかく、なんだか本当に素人っぽい凛につきまとうのは、ほとんどストーカーの粋でしたし、どうも口下手そうで、プロデューサーとしての実力が疑わしくなってきます。いや、そもそもここまで一人でしか姿を見せてませんし、身元を証明するものが(簡単に偽造できそうな)名刺しかありません。ひょっとしてプロデューサーを騙る「アイドルなれますよ詐欺」じゃないかという疑いさえ起こってきますよ。……まあ、さすがにそれはないでしょうが。根は悪い人ではないでしょうから、前作赤羽根P同様、作中での成長も期待ですかね。