宇宙戦艦ヤマト2199 第1話「イスカンダルの使者」

去年やってたのは知っていたのですが、「ヤマト? いまさら古臭い作品のリメイクなんて」という先入観で見逃してしまっておりました。すみません。その後、好評を聞いて「これは視聴しなければ」と思っていましたが、ここで都合よく再放送が。ありがたいことです。


時は2199年。ガミラスの攻撃によって地球は赤茶けた大地と化し、人類は細々と地下での生活に追いやられていたと。宇宙艦隊もほぼ全滅し、まさに絶体絶命。いやあ、イメージしていた以上に悲惨な状況じゃないですか。旧作はほぼまったく知らないだけに、これだけのことでも新鮮に楽しめます。


CGと手描きを絶妙にミックスさせた作画は、世界観を丁寧に描写してますし、何より、スタッフの気合の入り方が伝わってきますね。考えて見れば、一世を風靡した大ヒット作品ですから、旧作ヤマトを機にアニメの世界に入った、なんて人も多いのかもしれません。


最初に「古臭い」なんて偏見で評してしまいましたが、ヒットしたのは実力があったからのはず。それが今のアニメのクオリティで、ストーリー的にも現代風にアレンジされてよみがえるというのですから、見応えのないはずがないというもの。さあ、次回はいよいよヤマトの旅立ちとなるのか。これから先が大いに楽しみです。


そして、内容は知らなくても誰もがみんな知っているあの歌です。何回聞いてもこれは素直に名曲だと思う。2199バージョンは男女混声合唱ですか。ささきいさおさんの方が男臭い力強さがあり、燃えますが、これはこれで今風で良いですね。