まだ３年か、もう３年か。しかし、１年でも２年でもない３年という年月は、ある程度「過去の話」という区切り感を持つものです。
しかし、今なお避難生活を送る方は２６万人以上もいるそうです。２６万人といえばそこそこ大きな市の人口ほど。それだけの人が、人生の内の３年間という短くない歳月を避難して暮らしているわけですから、これは大変なことです。加えてもちろん、原発事故も完全に収束したとはいえません。廃炉への道のりはまだまだ長くかかります。
世に風化しない出来事は存在しないでしょうが、現在進行形であることを忘れてはならないと、あらためて思う３．１１でした。
