咲-Saki-全国編 第5話「神鬼」

せっかく飛ばしても最後にこけてしまう。それが片岡優希のお約束。今回は最後の最後までトップをキープしていただけに、悔しさもひとしおでしょうね。果たして彼女が最後まで勝ち切ることの出来る日は来るのか? 今後に期待です。


さて、そして戦いは次鋒戦へ。注目は宮守女子の留学生エイスリンでした。アニメでニュージーランド人のキャラは初めて見たような気がしますよ。麻雀留学生がいるとは、やっぱりすごい世界ではあります(……と思ってちょっと検索したら、麻雀で留学したのではなく、留学した後で麻雀を覚えたという話なのですね。まあ、どっちにしても魅惑的設定であることに変わりありませんが)。派手さはないものの、驚異的な和了率を記録するという彼女。その能力は、ホワイトボードに描くかのように牌譜を描いていくという分かったような分からないようなものでした。……ええと、園城寺怜の未来予知的なものともちょっと違うようですし、ポンやチーで簡単に崩れるならさほど強くない気もするのですが、さてはて。とはいえ、彼女が頭のなかで描く牌が可愛らしくて、それだけで見る価値ありでした。いずれにせよ、次の登場が楽しみなキャラであり、となると、宮守女子が勝たないとどうにもならないという話になりますねえ。


エイスリンを苦戦させたのは我らが清澄の、一見地味な染谷まこ。しかし彼女も伊達に強豪校のレギュラーを張っているわけではないのです。いや、部員がそれしかいないというのはともかく。カッコ良い所を見せてくれましたね。最後、優希に「染谷先輩」と呼ばれていたのはちょっと意外だったり。いや、当たり前といえば当たり前なんですが、そもそも彼女、部長と話してばかりで一年生と話すシーンが少ないよなあ、と気づきます。咲や和も「染谷先輩」と呼んでたシーンが、もしかしたらあったかもしれませんが、思い出せませぬ。まあでも、一年生たちにとっては頼れる先輩であり、久にとっては後輩というよりも同志みたいな感じなのでしょうね。


さてさて、この調子で次回も楽しく麻雀漬けといってもらいましょう。