リトルバスターズ!〜Refrain〜 第3話「ずっとここにいたかった」

繰り返される6月20日。次第次第に薄れていく記憶と世界。ありえない雪が降る中で、理樹は唯湖の涙に触れる……。


2期開始からフルスロットル的に疾走した来ヶ谷唯湖ルートは、実に素晴らしい出来栄えで終わりました。原作を一度きりしかプレイしていない身からすると、当時のプレイでは分からなかった彼女の切ない思いがひしひしと伝わってきて、ああ、こんなにも切ないエピソードだったのかと、唯湖のキャラ共々評価が急上昇ですよ。僕はああいう姉御系のキャラに特別に惹かれたことはないんですが、先週からこっち、反則的な破壊力です。


作画・演出面も力の入った仕上がり。いまさらながら、リトバスのアニメここにあり、と胸を張れるだけの作品になってきてますね。当初、京アニじゃなくてJ.C.STAFFの制作と発表されたときは、随分みんな不安がっていたものですけどね。しみじみ。


さて、繰り返される世界というファンタジックな要素が前面に出てきて、いよいよ世界の核心に迫ろうかというところになってきました。こうしてみると、唯湖を個別の最後に持ってきたのは正解なんですねえ。僕はまたてっきり、人気がないから2期に回されてしまったのかとファンの方に起こられそうな邪推をしてしまっておりました。すみません。次回からは鈴ルートですかねえ。これまた色々と暗めだった記憶がありますが、どうなりますか。