暑い熱い

今年最高どころか、今までの人生振り返ってもこれだけ暑かったことがあろうかという猛暑、いや、熱暑。試みにベランダの日陰に温度計を置いたところ、数値は46度を叩きだしました。まあエアコンの排熱が充満していたので多少割り引く必要はありましょうが、直射日光の当たる場所では、体感50度と言っても過言ではないでしょう。


俗的文明論として「暑いところの住人は頭の働きが鈍るから文明が生まれない」なんて説があり、無論これは現代となっては一笑に付されるか、はたまた偏見として批判されるかというような話ではありましょうが、この暑さを体感するとあながち否定できなくなってしまいそうです。日本文明ピンチ。


こうなると僕は夢想してしまうのですが、もういっそ巨大クーラーを道の隅々にまで配置して、全力全開運転で街の外気そのものを丸ごと冷やしてしまえないかと。排熱はトンネルか何かで上層に逃がしてしまえば、熱は上にいくということで大丈夫でしょう。いやもちろん、電力が超絶的にかかるんでしょうが、もしそれが叶うのなら東京でも大阪でもガンガン原発を作ってくれても。……今日ばかりは、そんな思いになっちゃうのでありました。