「魔法少女まどか☆マギカ 劇場版」

アニメファンを名乗るからには見ておかないといけないかなということで、まどかの劇場版、鑑賞して参りました。「さすがに1日で連続はきつそう」&「でも続けて見たい」ということで、先週末に連日で映画館でしたよ。


「前編・始まりの物語」と「後編・ 永遠の物語」。ある程度ネットの反響で予期してましたが、基本的にはTV版の総集編で、多少のアレンジや追加はあったものの、劇場ならではの新鮮味という点では薄めでしたね。その点ではリリカルなのは劇場版のほうが、同じ総集編でも「面白さの上昇度」が大きかったです。


ただそれでも、元が面白い作品ですから、劇場の大画面でブラッシュアップされた作画と迫力の音楽を堪能いたしました。まどかはやっぱり悲しい作品なのだなと再認識。あの終わり方は決してハッピーエンドとはいえないですよねえ。それと、ほむらが身に付けるべきだったのは戦闘技術よりも説得術だったと思いました。いまさらですが。


まあ、僕みたいなTV版からのファンは振り返って楽しめ、新規のファンも十分楽しめるでしょうから、これはこれであり、なのですかね。「新編」の予告には驚きましたが、はたして新たなまどか伝説の幕開けとなるのか、単なる蛇足で終わるのか、楽しみな半面、少々気がかりでもあります。


なお、パンフレットは900円×2と高いので手を出さず。代わりにコンビニで打っていたスポーツ報知のまどか特別号を購入しました。そもそもこんなものが出ていることにも驚きましたが、内容の充実ぶりは嬉しい誤算。下手なパンフレットよりも濃いです。やるなあ、スポーツ報知。