氷菓 第10話「万人の死角」

やたらに奉太郎を買っている入須先輩。「君は特別」なんて言われたら、大抵の人は心がぐらつきますよね。人は自分を自覚すべき、のはもっともですが、傲慢にも卑下にもならないラインは難しいのでしょう。


ともあれ、なんとか推理を働かせる奉太郎。懐中電灯の当て方からヒントを得て、犯人は7人目=カメラマン説を提唱。入須先輩からもそれなりの評価を得るのでした。うん、僕もなかなか面白いと思いましたよ。でも、ちょっと無理がある気がしたのも事実。なにか言いたそうなえると里志。まだ波乱は残っていそうです。


そして摩耶花の指摘。「ザイルを使っていないのではないか」と。ああそうかあ、そういう話もありましたっけねえ。いや、普通そんな細かいところまで覚えていないと思うのですが、以前も書いたように、基本頭の良い人多いですよね、今作は。主人公だけ特別にビシバシ謎を解いていく、という感じにはならないのは面白い。


とはいえ、さて、今度の謎はどうなりますやら。