咲-saki- 阿知賀編 episode of side-A 第9話「最強」

今回は一話まるまる対局し続け、そのまま引き。こんな麻雀漬けのエピソードこそ、待ってましたという感じです。そして、サブタイトル通りに「最強」を見せつけられました。


宮永照の麻雀は前作も含め、アニメでは初めてだったかと思いますが、一度上がりだしたら止まらず、なおかつだんだんと手が強くなっていくという反則じみた力量。千里山園城寺怜も、一巡先が見えるという特殊能力を駆使して対抗しますが、それすら通用しないという、高校生最強どころか人類最強じゃないかと思ってしまう迫力です。前作での天江衣も同じような雰囲気でしたが、やっぱりそれ以上に強いんでしょうかねえ。あの、右腕がぐるぐる回っているのはなんなんだって感じです。


今回の回想シーンは怜が能力を告白した時の話。病気で倒れた時に身につけたとか、周囲の驚きとか、妙な能力者ばっかりの今作世界において、普通な反応で、逆にほのぼのしますなあ。


一方、主役組のはずの阿知賀女子・玄はさっぱりさっぱり目立たず。ドラが来るのはすごくても、それだけでは勝てそうにない相手。どうしたものやら。


ラスト、お休み中の和が少しだけ登場。……あのカットは一体どういう意味があるんですかね? 「阿知賀女子の試合なんか気にしてませんよ」ということでしょうか? だとするとちょっと寂しいですが。