雪のうるう日

4年に1度の2月29日です。4年前の自分は何を書いていたかなと思いましたが、特にうるう日には触れず、TMPGenc製品について触れていました。アナログ時代は便利でしたけど、地デジになってから使わなくなっちゃったなあ……。


それはそうと、この日は暦の不思議さに思いを馳せる日でもありますね。1年が365.2425日という半端な数字であるがために、うるう年の調整が必要になるわけですが、これだけ半端な数字であるということは、そのまま「人間や地球が宇宙にとって特別な存在ではない」ことを示しているようにも思われます。そもそも、365という日数自体、あんまり割れずに使い勝手がよくないですよね。逆に、もしこれが1年=360日とかでピッタリだったとしたら、「世界を神様が作った証拠」として認められていたのかも。


フランス革命ソ連の革命の際に、もっと便利な暦を、ということで革命暦なるものを作っては見たものの、結局は受け入れられずに終わった事例を見ても、現在のグレゴリオ暦は今後当面は続いていくのでしょう。人間の歴史と共に暦ありです。


そういえば、100で割り切れる年はうるう年にしないという決まりもありましたっけ。ただし、400で割り切れる年は特別にうるう年にすると。西暦2000年にそれを体験できたのは、貴重といえば貴重でした。何しろ次は2400年ですからねえ。ちょっと気が遠くなります。