大山鳴動して結局上場維持ですか。違約金は1000万円。世界的不祥事を起こした会社への処分としては、少々甘すぎないか、と思ってしまうところです。ありがちなコメントではありますが、東証はこれにより「悪質な粉飾決算をしても、上場維持できますよ」というメッセージを世の中に発してしまうのではないでしょうか?
「株主保護」というキーワードもありますが、売りたい人はもうとっくに売ったんじゃないですかね。それだけの時間はあったでしょう。
だいたい、これで上場維持なら西武鉄道だって上場維持で良かったんじゃないの、と思えてしまうわけで、不公平感、不信感の火種になります。どうも、すっきりしない結論です。