「どくとるマンボウ」北杜夫さん死去(読売新聞)

そういえば最近お名前を聞かなかったなと思いました。84歳ですか……。哀悼いたします。


「楡家の人びと」が代表作としてあげられることが多いですが、僕は未読(今度読みたいです)。それよりも僕にとっての北杜夫は「船乗りクプクプの冒険」「さびしい王様」「怪盗ジバコ」あたりですね。中学生頃によく読みました。


特に「さびしい王様」シリーズは笑えて、ほのぼのとして、それでいて物悲しさも感じられる「おとなとこどものための童話」の名にふさわしい良作であったなあと、思い起こすところです。

さびしい王様 (新潮文庫)

さびしい王様 (新潮文庫)