うみねこのなく頃に 第24話「Episode4-4 adjourn」

いよいよ混乱の度を深める世界。朱志香も、そして霧江までもが、魔法を認めて殺されてしまう。死んだのに3分だけ時間をもらって電話をするとか、ミステリ的には反則的ですがロマンというか、悲壮なものもあります。


六軒島世界で激しく対立する戦人とベアトリーチェ。一方、上位世界でそれよりは冷静に話す二人。ん〜、このギャップが他作品では味わえない、今作設定ならではの妙ですかね。しかし、変な感じではあります。


「右代宮明日夢の子」であるということが言えず、対戦相手失格と宣告されてしまう戦人でしたが、右代宮の血は留弗夫が継いでいるのですから、この点は? 原作ではもうちょっと細かい説明があるのでしょうけど。


結局、自分のほかに唯一魔法を理解した真里亞と二人、花園にたたずむベアトリーチェ。紫っぽい空が美しく、切ない雰囲気でした。にしても、真里亞があっさりテストをパスした時の様子を見たかったものです。