機動戦士ガンダム00 セカンドシーズン 第4話「戦う理由」

「気づかせてやったんだ。……比較されたら、たまらんだろ」


気のいい兄貴分だった先代ロックオンと違い、弟さんは少しひねてますな。なんとなくソレスタルビーイングにいつきましたが、どこまでの覚悟なのだか、まだつかめませんね。どうもカタロン側のスパイみたいな雰囲気もありますし。しかし、フェルトの想いに早めに区切りがつくのなら、これも立派な行動といえるのかもしれません。


さて話を戻して、冒頭ではアレルヤとマリーの出会いが描かれました。手術の故か、全身の感覚がなかったようであるマリーと、テレパシーで語ることの出来たアレルヤ。なるほど、これはかなりインパクトのある出会い方ですね。その後も長らく仲が良かったとすれば、アレルヤがマリーにこだわるのも分かります。とはいえ、それはソレスタルビーイングの行動目的ではなく、個人の戦う理由なのではないか、という疑問が一つ。そしてまた、今のマリー=ピーリスが望んでいることでは無いという点も気になります。そのままの理由でアレルヤが突っ切ることができるとは考えにくく、どこかで挫折しそうなのではありますが、押し切ってしまったらそれはそれですごいです。


ソレスタルビーイングの復活に、いよいよ戦力をつぎ込むアロウズ。危機にブリッジに現れるスメラギさんはお約束的にかっこよいです。そしてグラハム……じゃないミスターブシドーの登場ですよ。なんなんですか、この偽名は(苦笑)。こっちはいくらなんでもかっこ悪すぎじゃないですか? 今後聞くたびに笑ってしまうことになるのではないかと心配ですよ。ほんとに。