ヴァンパイア騎士 第13話「深紅の鎖(リング)」

一応最終回? 第2シーズンが10月から始まることが明かされていますが、それにしたってここまで中途半端に終わる作品もそうはないでしょう。普通、第1期だけでも最終回っぽく作るものでしょうに。


とはいえ、ラストはラストだけあって、なかなか見ごたえのある展開ではありましたよ。閑と壱縷の回想も含めたやりとりは、これまで感情移入しにくかった二人だけにイメージを変えてきて良かったですね。まあ、ちょっと分かりやすすぎな変わり方のような気もしましたが。


「せっかくの君を救う血を、飲めなかったんだね。残しておいたのに」


枢の言葉は結構本音だったのでしょう。わざわざ自分の血をあげないといけなくなっちゃいました。優姫のためとはいえ、あんまり楽しくはないでしょうね。閑の血を得てなお強力になった枢がそこまでしてこだわる優姫の意味は何なのでしょうか? そして主人公のはずなのに何も出来ないでいる優姫自身の行動は今後いかに? 


特筆すべきほど良い作品ってほどでもないですし、特にいまだに世界観が良く分からなかったりもするのですが、ここまで来たら第2シーズンも見ますかね。