コードギアス 反逆のルルーシュR2 第12話「ラブ アタック !」

咲世子は本当に天然なのでしょうか? どうもそしらぬ顔でルルーシュに対する嫌がらせを実行しているように見えて仕方ありません。24時間でデートスケジュールを組み込み、おまけにゼロとしての仕事まで含めるとは、黒の騎士団の首領たるルルーシュ疲労で倒してしまいそうな勢いです。もっとも、その神出鬼没ぶりで、ゼロとルルーシュが別人というアピールになったかもしれませんけどね……。そういえば、最近触れられませんが、このゼロの真贋問題って、結局スザク的にはどういう解釈になっているんでしょう? 機情のフォローや影武者もあって、「疑わしいけど証拠なし」レベルで止まっているんでしょうか。


「名づけて、キューピッドの日!」


生徒会長の一言であんなムチャな企画に多数参加しようとは、ノリの良い生徒達ですねえ。これも校風でしょうか。ルルーシュの当初の作戦はうまく行きませんでしたが、結果的には一応収まりました。シャーリー、もはや隠すこともないと判断したのか場の勢いか、実質的に告白しちゃってましたね。


「いつか本当に好きにさせて見せるから」


ここのシャーリーがとても良い表情でしたが、これがラストまで持たないのがコードギアスの厳しさというものか。ジェレミアの身につけた新能力・ギアスキャンセラーの前に、ルルーシュがゼロであることを思い出してしまうシャーリーでした。彼女はルルーシュのギアスと皇帝のギアスの二重がけだと思うのですが、両方とも解かれたのでしょうか。これはもう、どうなることやら。


基本的には学園のドタバタを描きつつ、コーネリアの登場、核兵器(?)の開発を進めるブリタニア。カレンとナナリーの再会、そして、物語の大きな鍵となりそうなジェレミアのギアスキャンセラーと、やっぱり見所十分でした。ただ、ミレイが婚約解消したのは意外でしたね。もうちょっとロイドとのつながりを深めていくかと思ってたので、ちょっと残念でした。