「超時空要塞マクロス ~愛・おぼえていますか~」

マクロスFに大いに刺激を受けて、有名な初代マクロス劇場版を鑑賞いたしました。なるほど、これは傑作ですね。作品全体の密度が濃い。


なぜマクロスが宇宙を漂っているのか、なぜゼントラーディと戦っているのか、そこらへんは見るだけではほとんど分かりませんでしたが、そこはそれ。人間関係と種族間関係と、なにより、リン・ミンメイの歌で圧倒されました。彼女の人気は伝え聞いていましたが、たしかにすごい魅力のあるキャラですね。人気アイドルとしての面、一人の少女としての面、歌手としての面、それぞれを両立して見せてくれました。



それにしても、マクロスFの背景にこんな歴史があったとは。地球があの惨状では、宇宙に飛び出すしかありませんね……。あとマクロスFとの比較で見ると、アイドル像に時代の違いを感じたりもしました。ライブシーンの演出も、シェリルのそれは本当に派手になってます。僕は現実の大きなライブに行ったことはないですが、この辺も現実の演出の反映なんでしょうね。