マクロスF 第10話「レジェンド・オブ・ゼロ」

なにこの最終回って勢いで感動的でした。素晴らしく王道のアイドル成長物語に魅せられましたよ。作中作の映画が実際にかなり面白そうであり、その映画のラスト、ランカの歌にのってアニメのエンディングにつながる演出は見事でした。そして万雷の拍手がランカを包み、まばゆい舞台から暗い観客席を見下ろす絵は、まるで実際に自分も立ち会っているかのような臨場感。彼女の伝説がここに第一歩を記したのでした。良いですねえ。もうヴァジュラも戦闘機もいらないんじゃないかって思いましたよ(……ところで、映画の撮影から上映まで一回ですぎちゃいましたが、一体作中時間軸はどうなっているのでしょうか? 未来だからあっという間に完成上映されるのかもしれませんが)。


さて、そんなランカの回でしたが、他にも見所は色々あったわけで、中盤のヒュドラに襲われるシーンは、とにかく迫力の画面回しが印象的でした。そしてそこでまたも出てきた謎の青年はようやく名前が判明。「ブレラスターン」……じゃなくて、「ブレラ・スターン」ですか。最初ひとつながりかと思っちゃいましたよ。彼はサイボーグ? 悪人ではなさそうな雰囲気ですけどねえ。


オズマ兄さんもなにやら一人ごち。どうやら今回の映画の内容自体が過去に関わりあるという驚きの設定らしいですよ。あれ、実話なのだろうか……。



追記:どうも、あの映画はマクロスゼロの話みたいですね。はっきり言ってさっぱり知らないのですが、ううむ、これはゼロを見たくさせる戦略か……。はまっちゃいそうで怖いです(笑)。