ドラクエ8進行中

のんびりと進んで現在アスカンタ城の喪が明けたところです。ようやく今回のお城の音楽を聴けましたが、ストリングス主体でクラシカルな、「いかにもドラクエのお城」というメロディですね。どこかドラクエ3のお城に近いような。
楽しくプレイしていますが、ここまでのストーリーに感じるのは「ドラクエって善意の物語なんだなあ」ということです。開始早々にして占い師の娘さんの頼みを無償で聞かないといけませんし、ほとんどおせっかいでゼシカの元へ向かいますし、アスカンタのお城でも小間使いさんの頼みをこれまた見返りなしで受け入れる。主人公達のみならず、なんだか良く分からない月の世界の住人さんも王様のためにわざわざ城までやってきてくれますし、お疲れさまなことです。……いや、それが悪いと言うのでは全然ありませんよ。ドラクエの味だと思います。ただ考えてみれば、これほど善意の要求されるゲームを全国で300万人以上の人がプレイしているというのは、ちょっとすごいなと思いまして。すぎやまさんの音楽と合わせ、もしかして日本人の情操にちょっと影響を及ぼしているんじゃないか、などと考えてしまいました。